イトーヨーカドーのネットスーパーでオーストラリア産の厚切りサーロインステーキを2枚買った。どちらも厚さ3cmの300gで1,300円くらい。1枚目は裏表を強火で15秒ずつ焼いて2分休ませるを繰り返し、ゆっくりじわじわと火を通していく焼き方を試してみた。
冷蔵庫から出して30分経った赤味がおいしいオージービーフ。キッチンペーパーでドリップを吸う。
厚さ3cmはなかなかの迫力。
焼く直前に塩と黒胡椒をステーキのグラム数1%を目安に満遍なくかける。じわじわ火を通す作戦だから焦げる恐れはないんじゃないかと思い胡椒もかけた。
今回の肉はイトーヨーカドーのネットスーパーで買ったから牛脂をもらい忘れた。備考欄に牛脂をくださいと書かないとくれないようだ。冷蔵庫にいつのかわからない牛脂があったけど匂いを嗅いだら臭かったから捨てた。仕方ないのでオリーブオイルを使用。
フライパンが温まったら全力の強火で15秒焼く。この時フライパンの左側を使って焼く。
ひっくり返して同じく15秒、この時はフライパンの右側で焼く。焼く場所をズラす事でフライパンの温度の低下を避けるのがコツ。
魚焼きグリルの網をフライパンに渡してその上で2分間休ませる。
1回目の火の通りはこんな感じ。
写真を取り忘れたけどもう一度裏表15秒づつ焼く。
2分間の休憩2回目。
1回目とは反対側の断面。裏面、面裏と焼いていくから断面の写真が交互になる。
2分間の休憩3回目。
4回目の強火で15秒。
美味しそうな焼き色がついてきた。
4回目の休憩。そろそろイケそう。
5回目の焼き。
5回目の休憩。5回目で断面の赤い部分がなくなった。指で肉を押して感触を確認したら良さげだったから5回目で終了した。
アルミホイルには包まず、温めたお皿に移してさらに5分間の休憩。見た目は美味しそうに焼けた。
中身もいい感じに火が通っている。ミディアムレアくらいかな。
食べてみたら柔らかくてジューシーな仕上がり。肉汁をうまく閉じ込めていて今までで味わったことがないしっかりとした肉の味がする。肉の味が濃厚で塩胡椒だけだと少し負けているようだ。ステーキソースの必要性を理解した。1枚目は今までで一番美味しく焼けた。
続いて2枚目を焼く。2枚目はあえて冷蔵庫から出した時に塩をかけた。焼く直前に塩をかけるのが基本だが、あらかじめ塩をかけると肉に塩味が浸透しておいしくなるのと塩が焦げるのを防ぎ苦味を抑えるメリットがある。
2枚目は厚さがまばらで脂身部分も多い。
塩をかけて3分経った時。1枚目の肉との比較。上があらかじめ塩をかけた肉だけどドリップが出てテカっている。これをキッチンペーパーで吸ってから焼く。
2枚目の肉は脂身の部分を強火で焼く。
脂身部分にこれくらい焼き入れする。
焼き入れたら弱火で5分。
迷ったけどアルミホイルを被せた。
弱火で5分焼いた後。
強火にして焼き色をつけようとしたけど必要ないくらいの焼き色がすでについていた。
ひっくり返したら強火で焼き色をつける。
焼き色がついたら取り出してアルミホイルに包んで5分間肉を休ませる。
完成!
火の通り具合は1枚目とほとんど一緒だけど味わいは1枚目と比べて少しパサパサした感じ。悪くないけど1枚目より明らかに劣る。
食べているとお皿が肉汁でビチャビチャになってくる。肉汁を閉じ込められていないのかもしれない。
1枚目のステーキのお皿と比べると一目瞭然。1枚目はビチャビチャになっていない。なぜだろう。
タリスカーストームでペアリング。ステーキには赤ワインが定番だけどスパイシーなウイスキーとも相性が抜群。
今回は1枚目のステーキがおいしく焼けたから2枚目のステーキが見劣りした。それでも前回のステーキよりかはおいしく焼けたと思う。
アルミホイルに包んで休憩させた時に肉汁が出まくっていたから次回はアルミホイルに包んで休憩させないでみよう。