管理費の相場は国土交通省が5年ごとに行なっているマンション総合調査を参考にした。平成26年4月に公表されている。国土交通省のマンションに関する統計・データ等にある平成25年度マンション総合調査結果(データ編)を見てみよう。
管理組合向け調査の結果(3)(PDF)に管理費の相場に関する詳しいデータがある。それによると
総戸数規模別

僕のマンションは総戸数50だから平均は164円。最頻値は20.8%の150円以下。
形態別

僕のマンションは単棟型で6〜10階建だから平均は154円。最頻値は23.3%の150円以下。
地域別
僕のマンションは大阪だから平均は128円。最頻値は23.5%の150円以下。
総戸数規模別、形態別、地域別いずれをみても最頻値は150円以下。1㎡当たり150円で僕の部屋の占有面積60㎡を掛けると
150×60=9,000
となる。現在の管理費は1㎡当たり190円。
190×60=11,400
となる。相場より2,140円高い。
結論
修繕積立金は妥当な値上げかもしれないが、管理費は相場より高い。住人にとって管理費はただのコストだけど、修繕積立金は資産になる。僕のマンションは修繕積立金を値上げして管理費を下げねばならないようだ。