3月2日の厚生労働省の公表したデータによると日本国内での新型コロナウイルス感染者はざっくり200名で死亡者は6名。
厚生労働省のサイト
新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和2年3月2日版)
これって多いの?少ないの?どんくらい危険なの?
ということで日本国内の年間死亡者数をいろいろ調べてみた。
例年の季節性インフルエンザ
インフルエンザの感染者は約1000万人、死亡者は1万人と推計されている。新型コロナウイルスがかわいく思える程めちゃくちゃ多い。お年寄りの亡くなる率が高いんだろうけど、お年寄りは普通の風邪でも死ぬ。ていうか何もしなくても死ぬ。
厚生労働省のサイト
交通事故死者数
交通事故総合分析センターが公表しているデータによると2019年の交通事故死者数は3215人。
交通事故分析センターのサイト
自殺者数
警察庁が公表しているデータによると2019年の自殺者数は19959人。2003年の34427人をピークにどんどん減ってきてついに2万人切ったようだ。それでもまだ多い。経済的な困窮が原因で自殺する人が多いみたいだけど、ベーシック・インカム導入すれば大幅に減ると思う。
警察庁のサイト
他殺
厚生労働省の人口動態統計によると2018年の他殺は273人。殺人事件はテレビで大々的に報道されるから頻繁に起こっている様に思えるけど、実はどんどん減っている。昨今は少年犯罪が増加していてとか言う人がいるけど、少年犯罪も減っている。殺人事件はアメリカですら減っている。
厚生労働省のサイト
受動喫煙による死亡者数
厚生労働省の検討会が出したタバコに関する報告書によると受動喫煙を起因する年間死亡者数は約15000人と推計されている。ちなみに能動喫煙による死亡者は約13万人と圧倒的。喫煙者が勝手に死ぬのはいいんだけど、非喫煙者が受動喫煙によって殺されているのは大問題。
厚生労働省のサイト
まとめ
単純に数で比較した場合、新型コロナウイルスなんかよりインフルエンザの方がはるかに怖いんだけど、よくわかっていない人たちが大騒ぎしてトイレットペーパー買い占め騒動にまで発展している。街から人影も消え、飲食店も閑古鳥。おかげで株価が暴落し僕の含み益も300万円くらい吹っ飛んだ。
でもこの騒ぎの良い面もあって国民の衛生意識が高まりインフルエンザの患者数が例年より少なくなっているそうだ。
新型コロナウイルス騒ぎが収束したとき、新型コロナウイルスの死亡者があと数名増え、インフルエンザの死亡者が例年より大幅減ってことになって結果的には良かったねってなるんじゃないかと僕は思うんだけど、どうだろう。
とりあえず確実なのは新型コロナウイルスなんかより喫煙者の方がよっぽど危険で迷惑な存在ってことだ。
理解しなさい。