モテない男が凶行に走った。報道を見る限りだと、女性に見下されたり、デートの誘いを断られたりして、一方的に女性への歪んだ感情を募らせていったようだ。おそらく認知が歪んでいるのだろう。
自分の考えと他人の考えとの差異、自分の考えと世間一般の考えとの差異、これを認識していないと痛々しい人間になる。
以前の職場に、挨拶を無視され怒っているおばさんがいた。僕だったら、自分の声が小さくて聞こえなかったのかな、とか、何か考え事していて気づかなかったのかな、と考えるのに、そのおばさんは「あたし、舐められてる!!」と考えるらしい。え、なんでそーなるの?って疑問に思ったけど口には出さなかった。
別の日にまた露骨に怒ってますアピールしているから、また誰かが何かしたのかな、とか考えていたら、今度の対象は僕だった。完全に寝耳に水で、怒らせることをした覚えがまったくない。よくよく話を聞くと僕に無視されたらしい。そしてついには「仕事の話でしょ!!」と、いい年したおばさんが泣き喚き出した。仕事の話も何も話しかけられた覚えもないのにそんなこと言われてもって感じで、胸糞悪い思いをしたことがある。
そのおばさんはいろんな人と揉めていて、僕の知る限り少なくとも4人はいた。僕が「あなたは何人の人と揉めれば気が済むんですか」と言うと、「k倉さんだけですけど…」とか抜かしやがる。当人は1人としか揉めていないことになっているらしい。「あ、この人わかってない。認知歪んでる。何言っても無駄だ。」
その一件依頼この人には近付かないようにした。この人はずっとこうやってヘイトを撒き散らし、ヘイトを集めて生きていくのだろう。
こんなことを書くつもりじゃなかったんだけど、以前の職場の何人かはこのブログの存在を知っていて、この事件のことも知っているから、「ああ、そんなことあったな」と懐かしんでもらえるのではないかと長々書いた。が、僕の書きたかったことはこんなことじゃない。モテない男は歪んだ認知を修正しろってことを書きたかったんだ。
すべての男は消耗品である
凶行に走ったモテない男が認知できていなかったこと、それはすべての男は消耗品である、という事実。男と女を比較した場合、女の方が生物学的に優れている、という事実だ。これは僕の意見ではない。生物学上の事実だ。
例えば男が100人いて女が1人しかいなかったら、子供は1人しか産めない。男の残り99人は無用である。しかし、女が100人いて男が1人しかいなかった場合、子供を100人産むことができる。人間の社会では難しいかもしれないが(4人まで妻がもてるサウジアラビアのような例外もある)、ライオンはそうやって遺伝子を残している。強い雄だけが遺伝子を残すことができ、その雄が別の雄にボスの座を奪われると新しいボスが遺伝子を残していくことになる。男はいつでも代替可能で遺伝子を残すという意味で合理的なシステムだ。現代では結婚という制度で顕在化しにくくなっているが、本質的には変わらないだろう。
なぜ男が戦争に行くのか
男の方が強いからではない。男が減っても困らないからだ。男は1人いれば充分なのである。予備を用意してボスの雄が衰えてきたら時々取り替えた方がいいかもしれないが、大事なのは圧倒的に女だ。減らすわけにはいかない。実際日本でも戦時中に夫が戦死したら、生き残った夫の弟と結婚して家を継ぐってことがよくあった。こう言った事例からも男より女が優れているのは事実であり、人工子宮でも開発されない限り覆らないだろう。
モテない男が認知しておくべきこと
男よりも女の方が優れている。ほとんどの男は無用である。少数の有用な男もいつでも代替可能(繁殖も男は一瞬だが女は妊娠から出産まで平均で280日かかる)。男は女には勝てない。選ぶのは女だ。だから、男がモテなくて当然。モテないのは君だけじゃない。男全員だ。
子供を産まない女は凶行に走るか
ゼロではないかもしれないが、男よりは少ないだろう。女は自分がいつか子供を産めなくなることを否が応でも知ることになる。認知が歪む余地がないのだろう。一方、男ときたら馬鹿だ。いくつになっても若い女にちょっかいを出そうとする。調子にのるとすぐセクハラに走る。男がモテなくて当然だ、という事実にいくつになっても気づかない。この事実に気づかないから、なんで俺だけ、と幸福そうな女性に恨みを募らせることになる。知らんけど。
僕は結婚していて妻がいるけど、これはたまたま、偶然、ただの運、としか言いようがない。