今回の10冊は積読されていた新書を中心にすごいスピードで読んだ。とりあえず何が書いてあるのかはわかった。
『決算書はここだけ読め!』前川 修満 (講談社現代新書)
この類の本はこれ一冊で事足りると思う。
『高校生のための経済学入門』小塩 隆士(ちくま新書)
日本が最優先で解決しないといけないのは不況脱出でも財政再建でもなく、世代間格差をなくすことなんじゃないの。もうベーシックインカムしかないなあ。
『退歩を学べ――ロボット博士の仏教的省察 』森 政弘(アーユスの森新書)
仏教では外側のことを進歩といい、外側のことを退歩というそうだ。進歩も退歩もどちらも必要。だけど文句ばっか言って問題の原因を外側にあると思っている人は醜いなあ。ここに「〇〇、お前のことだ。」って書きたい衝動にかられるけど意味ないからやめておこう。そういう人は不幸になるに決まっている。
『私のロマンと科学』西澤 潤一 (中公新書)
「怒る(いかる)」と「憤る(いかる)」は違う。相手のことを考え、自覚を求めるのを憤るという。単なる感情の激する怒りとは区別される。
『国家の品格』藤原 正彦(新潮新書)
「論理的にきちんとしていればよい」という考えは誤りで、情緒や形が大事と著者は説く。今の日本に必要なものは外国語よりも読書、民主主義よりも武士道精神であり、国家の品格を取り戻すことである。それでも論理は必要だと僕は思うけど。0と1だけで何もかも説明できる日も近いんじゃないの。知らんけど。
『続ける力―仕事・勉強で成功する王道』伊藤 真(幻冬舎新書)
やること・やったことを見える化すると続けられる。僕の場合はそもそも続けるべき必要性のあること自体が無いんだけど。続けるべきことってこの世に存在するのか。健康に留意することくらいちゃうか。
『計算力を強くする―状況判断力と決断力を磨くために』鍵本 聡(ブルーバックス)
算数を学び直すために読んだ。小学生の頃に知りたかった。
『99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方』竹内 薫(光文社新書)
常識はあくまでも仮説に過ぎず、時代と場所によって何が正しいかは変わる。あえてタブーに挑戦し、あらゆる仮説に触れることが大事。
『金融工学、こんなに面白い』野口 悠紀雄(文春新書)
金融工学のテーマはリスクである。我々の生活はリスクに溢れている。リスクに近づかなければ回避できるが、それでは成果も得られない。リスクを取るにしても懸命なやり方がある。こういう考え方は投資だけではなく人間関係にも当てはまる。
『だから混浴はやめられない 』山崎 まゆみ(新潮新書)
混浴の体験談。