梅田に用事があって大阪メトロ谷町線 中崎町駅で降りることになった。その前にたこ焼きでも食べようと、「中崎町 たこ焼き」で検索して「うまい屋」というたこ焼き屋を見つけた。なにやらレビューがいっぱいあって評価も高い。老舗中の老舗で有名なたこ焼き屋らしい。これは行かねばなるまい。
場所は大阪メトロ谷町線 天神橋筋六丁目駅から徒歩5分。
僕は中崎町駅から天五中崎町通り商店街を歩いて行ったけどそれでも6、7分で着く。
お店の外ではおばちゃんが二人でたこ焼きを焼いていて、店内の厨房では大将が下ごしらえをしていた。

平日の13時半頃に親子連れと入れ替わりに入店。先客はいい歳してジャンプを読んでるおっさんと近所に住んでるっぽい普通のおばさん、大阪に出張してきたけど午前中に仕事が終わったからたこ焼きでビールを飲みにきたって感じのキャリアウーマン風の三人。ちなみにこのキャリアウーマン風は一人でたこ焼き三十六個注文していた。

4人掛けのテーブル席が五つあるけど、僕も含めて各テーブルに一人ずつ座っている。
メニュー

- たこ焼 八個 400円
- たこ焼 十二個 600円
- 高山牛乳 130円
- コーヒー牛乳 130円
- コカコーラ 200円
- 三ツ矢サイダー 200円
- オレンジジュース 200円
- ビール中 500円
テーブルにはソースのみが置かれている。灰皿はお店の外にあるのみで店内は完全禁煙。

店内に飾られていた絵。

余計なものが描かれてなく、お店の特徴を的確に捉えている。
たこ焼きを注文するときは個数を聞かれただけで、「マヨネーズや青のりはいかがいたしましょう」など、味付けに関することはいっさい聞かれなかった。これで食え、というお店の自信がうかがえる。
ビールを飲みながらたこ焼きが焼け上がるのを待つ。

注文してから5、6分後、やや小ぶりなたこ焼きが十二個やってきた。

もちろんソースなどの味付けはなく素のままで出てくる。
僕はたこ焼きを食べるときはほぼ確実にビールを飲むから醤油や塩などのあっさりとした味付けを頼むことが多い。だから自分の好みでソースをつけるこのお店のスタイルは有り難い。

爪楊枝ではなくてフォークで食べるスタイル。わりと中にまで火が通っていてもちもちとしている。大玉で中がとろとろのよくあるたこ焼きとは一線を画す食感だ。

ソースをつけずに食べると、出汁と紅生姜が効いていて、なるほど、そのままでも充分うまい。でもそれだけではなく、他の「なにか」も効いているような気がするが、それが何かはわからなかった。
四個だけ試しにソースをつけて食べてみたら、このソースもめっちゃうまいやんけ。ソースをつけずに食べるようにアドバイスするレビューが多かったが、全然そんなことはない。ソースつけても美味いから絶対に両方試すべきだ。ソースがあまり好きではない僕がいうんだから間違いない。

このたこ焼きなんぼでも食えるわ。
店舗情報
店名 うまい屋
住所 〒530-0022 大阪府大阪市北区浪花町4-21
時間 11:30~19:00
休日 火曜日