15:20になったので目的地に向かう。それでも早く着きそうだから少し遠回りをして行くことにした。
このホルモン屋さんもいつか行ってみたいけど今回は素通り。

人に慣れた感じのネコが歩いている。なんで長靴が落ちてんの。



目的のお店が見えてきた。

開店前だからまだ人は少ない。それでも10人くらいいたけど。

今回の目的地「居酒屋とよ」。前回、仕事が終わってから来た時は満員で入れなかったから、今回は有休を使って平日の昼間に来たのだ。

開店の準備がまだのようで少し待たされる。

左側の台に案内される。一人の客は左側で団体客は右側に案内されるっぽい。とりあえず寒いので熱燗。ヤカンで直接温めてコップに入れて出される。店員さんに日本酒の銘柄を聞いてみた。松竹梅だそう。

適当に刺身を盛り付けてと頼んだら出てきたもの。写真を撮ったりしたら一見さんなのがバレると思ったけど、常連さん風のオッサンも撮ってた。というよりも僕の話し方のアクセントで大阪出身じゃないと一瞬でわかったらしい。

全然知らないオッサンらと立ちながら飲む。右隣のオッサンが食べてるイクラとウニが美味そう。

ほほ肉の炙り。半人前と一人前があるけど一人前でいくらだったかな。写真は一人前でボリュームたっぷり。この肉を大将がバーナーで炙るとお客さんから歓声が湧く。
そしてこの大将が面白い。
「心頭滅却しても火は熱い!!」
「未来の総理大臣にサービスや!」
「熱くない!根性があったら!!」
「すいませんねバタバタして、いつも暇なんやけどね。」
「子供は立つがわしゃ勃たん!」
調理しながらずっと一人で喋っている。おかげで一人で黙々と飲んでいても間がもつ。
食べてたら強風で葉っぱが落ちてきた。左隣の同年代くらいの女性と顔を見合わせて苦笑い。この人も一見さんぽい。

お店の隣の木。
木の下に仮設トイレ。

平日の昼間から知らんオッサンらが立って酒を飲んでいる異様な世界。

烏龍茶150円で飲み放題。


貝とカニの酢の物。
1時間くらい飲んでいたら周りのオッサンらの顔ぶれも変わってくる。次に右隣にきたオッサンは、札幌から来たそうだ。仕事で大阪にくると必ず寄るらしい。このオッサンも僕のアクセントで大阪出身じゃないとすぐにわかったそうだ。そんな他愛のない話をしていたら友人がやってきた。予想通り1時間ぴったりの遅刻。
うなぎの蒲焼。

てっさ。
最初に右隣に立っていたオッサンが食べていたものと同じやつ。


仕事帰りのサラリーマンや買い物帰りのベビーカーを押したお母さんたちが店の前を通るたびに大将と挨拶を交して行く。

立ち飲み屋にしては結構ちゃんとしたものが出てくるから、値段もそれなりになる。二人で飲んで1万円くらいだった。