久しぶりに二泊三日で旅行に行ってきた。今回の旅行先は兵庫県の赤穂。赤穂浪士が吉良邸に討ち入りした日が12月14日で、僕たち夫婦が籍を入れた日も12月14日だから、というかなりどうでもいい理由で決まった。
赤穂大石神社
大阪市内から車で2時間くらい走って最初の目的地「赤穂大石神社」に到着。

赤穂ICから10分程度。
駐車場は神社の目の前にあって広い。そして無料。
ちょっと曇っていたけど、神社に参る時は晴天よりも曇っている方が雰囲気があっていい。

赤穂浪士の石像がずらっと並んでいる。


事前に「忠臣蔵」を観て予習しておいたけど、覚えている人物名は名前が覚えやすい岡野金右衛門(おかのきんえもん)のみ。このきんえもんは大工の娘に吉良邸の絵図面を盗ませた色男という設定。
赤穂事件だの忠臣蔵だの全然興味なかったけど、この「忠臣蔵」は面白い。あまりにも面白いから2回連続で観た。昔の日本映画は凄かったんだなぁ。
神門

陣太鼓をもった大石内蔵助(おおいしくらのすけ)の石像。

大石内蔵助の長男の大石主税(おおいしちから)の石像。吉良邸討ち入りの時は裏門隊を指揮した赤穂浪士最年少。享年16。

神門を潜ると本殿が見えてくる。

本殿
両方とも口が開いている狛犬。なぜ阿吽ではないのか調べたけど理由はよくわからなかった。


義士宝物殿、宝物殿別館、木像奉安殿、大石邸庭園の4ヶ所共通拝観券は大人450円で小・中学生以下の子供は無料。

義士宝物殿

宝物殿の中には刀や甲冑が展示されている。もちろん撮影禁止。赤穂大石神社のサイトで展示物が紹介されている。
赤穂大石神社:http://www.ako-ooishijinjya.or.jp/original2.html
大石邸庭園






ツバメの巣があり、親鳥が警戒していた。



ゆっくりみてまわって所要時間は1時間ほどかかった。

伊和都比売神社(いわつひめじんじゃ)
赤穂旅行二日目に伊和都比売神社に行ってみた。

場所は赤穂御崎温泉街、我々が宿泊した旅館「潮彩きらら 祥吉」から徒歩2分の所にある。
拝殿

赤穂観光のサイト:http://ako-kankou.jp/sightseeing/iwatsuhime-shrine.html
とくになにもない小さな神社だけど航海安全や縁結びにご利益がある。歴史もあるらしい。




神社の前は海。

太陽の小径から神社を振り返ってみた景色。

大石名残の松

枯れてもうないと思ってたけど、現在は三代目?の松が植わっていたようだ。右側にチラッと写っているのがそうかな。
花岳寺
赤穂旅行の三日目、最終日には赤穂義士のお墓がある花岳寺にやってきた。

花岳寺の駐車場があるらしいけど場所がよくわからなかったから赤穂市加里屋駐車場に駐めた。
赤穂市加里屋駐車場から花岳寺へと到る道。

花岳寺・山門(赤穂史跡)


鳴らずの鐘


二代目大石名残の松

本堂

天井の大額「竹に虎」

初代大石名残の松

樹齢三百十年で枯死した。
拝観受付・売店
- 拝観料 400円(子供は無料)
- 拝観時間 午前9時~午後4時

三打してしばし待つ。奥から誰か出てくると思っていたら、後ろから境内を掃除していたおばさんがやってきた。丁寧に解説もしてくれたのでただの掃除のおばさんでは無さそう。上品で只者ではない雰囲気を醸し出す。
義士墓所・義士宝物館・義士木像堂がある有料コーナー

義士墓所

この義士墓所が建てられたのは元文4年(1739年)義士の37回忌の時。言い伝えによると赤穂浪士47人の遺髪が埋められているそうだ。ちなみに遺体は東京の泉岳寺に葬られている。
大高源五の句碑

句碑には「こほるゝをゆるさせ給へ萩の露」の句が彫られている。

浅野家三代の墓

宝物館・義士木像堂の入り口。ここから先は残念ながら撮影禁止。
