「串カツ料理の店 一寸法師」では油で胃がもたれないように控えめにしておいた。その時の記事→こちら
だから僕のお腹は満たされていない。
ということでもう一軒行こう。
いろいろ悩んだけど久しぶりにとまとらーめんが食べたくなった。
近鉄南大阪線の針中野駅から徒歩3分、駒川商店街にあるとまとらーめんの看板が目印のお店「お多ふく」に行くことにした。
前回きた時から10ヶ月も経っている。
あの時はお多ふくラーメン600円を食べたけど今日は何にしよう。その時の記事→こちら
19時頃になると駒川商店街のお店は店仕舞いを始め、駒川中野駅や針中野駅から帰宅を急ぐ人たちが大勢出てくる。
そんな駒川商店街のメインストリートを歩いてダンボールが山積みになっている脇道に入ると・・・
暗がりの中とまとらーめんの看板が赤く光っている。
お店の前には植物が並べられていて、知る人ぞ知る隠れ家的な雰囲気がある。
19時に入店で二人がけのテーブル席に常連客が一人だけ。
店主であるお母さんが常連客の向かいに座って談笑していたけど僕が入っていったら笑顔で迎えてくれた。
お店はお母さんが一人で切り盛りしている。
ラーメンのメニュー。
他のお店にはない独自のメニューがあり、いつもと違うラーメンが食べたい時に僕は利用する。
赤い看板に始まりのれんの文字も赤、メニューの文字も赤でお箸も赤。
カウンターも赤いしその上に敷かれているランチョンマットも赤い。
トマトを連想させる赤を基調にしたお店で、座っているだけでどんどん食欲が湧いてくる。
お酒のメニュー表もやっぱり赤い。
紹興酒300円
中ビール500円
チュハイ300円
焼酎400円
ジュース200円
すじどてラーメン850円。初めて頼んだけどラーメンとすじどてが別々に提供される。
好きなようにのっけて食べてくださいとのこと。
緑色の葉っぱはチンゲンサイかな。普段こういう野菜を食べる機会が少ない僕には非常に嬉しい。
他には白髪ネギがのっているだけでいたってシンプル。
スープには野菜の成分が溶け込んでいて他のお店にはないヘルシーな味わい。
おそらくニンニクがデフォルトで入れられていてヘルシーなんだけどしっかりとしたコクがある。
うん、いい!
すじどては味が濃くラーメンに投入することを前提に作られている。
ラーメンにすじどてを投入すると野菜たっぷりのさっぱりとしたスープにすじどての油が溶け込んでいく。
そしてやや固かったすじどてがスープを吸って柔らかくなって絶妙な味わい。
あえてすじどてを固く味を濃く作ることによってラーメンと合うように作るとは。
この店、やる!