【備忘録】僕がさいきん読んだ本。その3

今回はほとんど新書でノンフィションは無し。

 

 

学力があぶない

学校の先生は教え方のプロだけど教える内容のプロではない。だから計算方法などの手続きは教えられるが、生きた知識は教えられない。子供達は学んでいることの意味を知りたがる。教師こそ学ばなければならないんだろうけどそんなことは期待できないだろう。自分の経験ではろくな教師がいなかった。自分の興味あることに独学で挑むしかない。この本が出版された2001年の頃と比べたら、現代は何かを学ぶコストが低下している。

 

反貧困―「すべり台社会」からの脱出

著者は雇用、社会保険、公的幇助と三層のセーフティネットが綻んでいて、うっかり足を滑らせたらすべり台のように貧困に落ちていくと警鐘を鳴らしている。最後には家族や親族に頼ることになるがそれにも限界がある。貧困は自己責任という指摘もあるが外部環境によって選択肢がなく貧困に落ちていったという止むを得ない事情がある。という趣旨。著者はセーフティネットの綻びを紡ごうとしているようだけど、僕は年金、生活保護、失業保険も全てベーシックインカムにまとめれば解決すると考える。実現はいつだろう。社会に期待するよりも個人でマネーリテラシーを身につけたほうが早いだろうな。

 

さおだけ屋はなぜ潰れないのか?~身近な疑問からはじめる会計学~

何年も前に読んだことがあるけど、久しぶりにまた読んでみた。支払いは遅く、回収は早くという鉄則はこの本で学んだんだったことを思い出した。クレジットカード払いを僕が好む理由がこれだ。手元のキャッシュを潤沢にして少しでも運用に回そうという発想は今ではすっかり染み付いた。
会計をわかりやすく説明していてしかも面白い。自分の人生に会計とか関係ないと思っている人はかなり損している。

 

若者を見殺しにする国

著者は1975年生まれだから所謂ロストジェネレーション世代の人。僕もこの世代なんだけど就職氷河期に就職活動を強いられたり、仕方なく非正規で働いたら派遣切りにあったりと散々な目に合わされた世代。この世代の恨みつらみが書いてある。最近になって40代前半の層が薄いとボヤいていた大企業の経営者がいたけどお前らが雇わなかったんだから薄いに決まってるだろ。
第二章の「私は主夫になりたい!」がさいきん仕事を辞めて無職になった僕にはタイムリー。そうか、主夫になりたいか。俺はなったぞ。年収低い奴らはみんなで「いっせーのせっ」で仕事を辞めないといつまで経っても待遇良くなりませんよ。単純労働の移民が押し寄せたらこの作戦も通用しなくなるだろうけど。

 

食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉

数字に強くなるのに必読の本。前に読んだことがあるけどまた読みたくなったので購入した。購入した後にKindle Unlimitedで読めることに気づいた。ちなみにバイトを雇わない理由は食い逃げされる金額よりもバイト代として支払う金額の方が多いから。他にはなぜ吉野家は食券機を置かないのか、など面白い話がいろいろある。

 

ゾウの時間 ネズミの時間―サイズの生物学

寿命100年のゾウも寿命3年のネズミも心臓は生涯で20億回打つと決まっているそうだ。そしてこれは人間にも当てはまる。心臓に過度な負担を強いるのは寿命を縮めることになる。しかし、物理的な寿命はネズミの方が短いとはいえ、心臓の拍動のテンポが早く、体内で起こる現象のテンポも早いのだから一生を生き切った感覚はゾウもネズミも変わらない。過激なスポーツをしている選手は寿命が短いとよく言われるが悔いはないんでしょうね。

 

広告コピーってこう書くんだ!読本

ブログの記事のタイトルを考えるときに役に立ちそうだからブックオフで買って読んだ。途中でこれ前に読んだことあるって気付いたけどもう一回最後まで読んだ。(Kindle Unlimitedの読み放題対象だった。)いい広告コピーとはってことをわかりやすく説明していて非常に役に立つ。感性やセンスよりもなぜそれがいいのか説明できる論理が大事。

 

脳は、なぜあなたをだますのか: 知覚心理学入門 

いろんな実験を紹介して、人間に自由意志はなく外部環境によって決まる、という趣旨の本。個人的に好きなテーマ。著者曰く、外部環境によって決まるとして、自分自身の行動をいい方向に導くにはどうしたらいいの?ってことに関してはいい案は浮かばなかったそうだ。強いて言えば、社会の仕組みは自由意志というものがあるのを前提に作られているから、そこから逸脱するな、とのこと。犯罪を外部環境のせいにしても捕まるよってことですな。
僕はテレビをほとんど見ないんだけど、あれは無意識のうちに馬鹿が伝染するのは間違いない。テレビの影響って怖いで。

 

グーグルに依存し、アマゾンを真似るバカ企業

ドコモでiモードを立ち上げた著者がウェブビジネスについて書いた本。2009年発行で古い本だけどウェブビジネスの基本的なことが書かれている。当時は斬新だったのかな。

 

バカの壁

人は自分が知りたくないことについては情報を遮断しているそうだ。僕がどんなに喫煙や受動喫煙の害を訴えても喫煙者には届かないわけだ。ニコチン中毒者には都合が悪いんだろう。確かに帯に書いてある「話せばわかる」なんて大うそ!だわ。だからといって自分の意見を発信するのは自分の個性を形成するから無駄ではないんだろうけど。理解してもらおうと必死になると途端にしんどくなる。

 

 

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