「高知能者のコミュニケーショントラブル: IQが20違うと会話が通じない」を読んだ

「高知能者のコミュニケーショントラブル: IQが20違うと会話が通じない」を読んだ。Kindle Unlimitedの対象で縦スクロールに対応している。寝る前に読み始めて一気に読了。備忘録にしている読んだ本に簡単な感想を書いていたけど長くなったから書評の方に独立させた。

 

 

誰かに対して

 

なんでこんなこともわからないんだろう?

 

なんでこんなこともできないの?

 

そう思ったことは誰でもあるだろう。僕が昔、パートさんが6、7人いる小さい部署の責任者だった頃、毎日疑問に思っていた。でもこの本を読んだ今なら理由がわかる。

 

あいつらは低知能者のチンパンジーだったんだ!!

 

チンパンジーにわかるわけないし、できるわけない。会話も成立しない。そして不幸なことにこんなチンパンジーは世の中に溢れている。

 

この本のテーマ

高い知能指数を持ちながら周囲に理解されず、孤立したりいじめられている人々をどう助けるか。そして、いかにしてその力を世の中のために使ってもらうか

という点にあって決して他人をチンパンジーとバカにすることではない。しかし、チンパンジーのことを書いていた方が僕が面白かったからチンパンジーのことを強調している。あしからず。

 

チンパンジーは学ぶ習慣がない

IQの違いかわからないけど相手側に会話が成立する前提知識がない為に苦労することが多い。例えば受動喫煙に害があるのは統計学的に有意であるのに、この統計学的に有意という意味すら理解できないチンパンジーが多い。科学的に証明されているものを自分が理解できないために否定する。自分の経験したことや目に見えるものしか理解できないのだ。

 

チンパンジーはどうでもいいことで怒り出す

高知能者は自分に対して失礼や、思いやりにかける発言があっても気にしない。例えば先輩が後輩に仕事を教えているとき先輩に「バカ!これはこうやるんだ。」と言われお手本を示されたとする。高知能者ならこうすればうまくいくという情報に喜ぶ。しかし低知能者は「バカ!」というノイズに反応し、自分がバカにされたと考え、こうすればうまくいくという情報に反応できない。チンパンジーは本質を理解できず、ノイズにばかり気をとられいつも何かに怒っている

誰かにおめでたいことがあって贈り物をしたとする。「おめでとう」と伝えることが本質のはずなのに、お返しがなかったというノイズの方に怒り出す。

 

チンパンジーとは関わるな

チンパンジーに何かを説明して理解させたり納得させるのは相当な労力を伴う。チンパンジーに理解できない主張をするとチンパンジーに逆にチンパンジーだと思われさえする。これは高知能者からすると相当なストレスで、これに対処するには可能な限りチンパンジーとの接触を避けるしかない。仕事で止むを得ないという理由で接触が避けられない場合は完全に自分のいる場所を間違えている。みにくいアヒルの子は白鳥の群れに合流することができてようやく幸福になる。自分がいるべき場所は重要だ。

 

誰しもチンパンジー

知能は相対的なものだから自分より知能が低い人もいれば高い人もいる。自分は賢いと勘違いすることは注意せねばならない。自分の低知能が原因で高知能者にストレスをかけていることは十分考えられる。高知能者は静かにチンパンジーを観察しているだけだからチンパンジーにはなかなか気づくことができない。

チンパンジーが人間に一歩近づくためには、まず自分がチンパンジーかもしれないと気づくことから始まる。

 

 

 

チンパンジー

 

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