2019年の12月末、香里園にある爬虫類ショップへオビトゲオアガマをお迎えに行ってきた。
保冷バックにお店が用意してくれたカイロを入れて防寒対策を施しお持ち帰り。

ちなみにカイロは酸素を取り込んで暖かくなる仕組みだから風通しをよくしておかないと酸欠で死ぬ可能性もある。保冷バックのジッパーを少し開けて空気の通り道を作っておいた。
家に連れてきてさっそく雄の方をケージに放った。

しばらくじっとしている。
続いて雌を放つと何かに驚いて走り出した。

とりあえず置いといたウェットシェルター に二人して逃げ込む。

今回お迎えしたオビトゲオアガマはヨーロッパCBだから慣れていると思っていたけど、なかなか警戒心が強い。先にお迎えしていたワイルドのフィルビートゲオアガマとは反応が違う。
しばらくすると出てきて二人仲良くライトの下で温まっていた。

お店にいたときは11時から19時の8時間ライトをつけていたそうだ。とりあえずそれに倣って19時までライトを付けていたけど消える前に寝床に入っていった。

ちなみにウェットシェルターには最初に入ったっきりでその中で寝ることはなかった。やはり体がピッタリおさまる隙間が安心するようだ。
次の日は11時にライトを付けたけど二人とも12時過ぎに起きてきた。

フィルビートゲオアガマはいつも同じ時間に起きてきて同じ時間に寝るけど、この二人は全然バラバラで丸3日寝床に籠もって起きてこないこともある。
雄の方は起きて来るとずっと動き回っていてバスキングスポットでじっとしていることはあまりない。

雌の方がよく眠る。全然出てこないから心配だったけど、こういうものっぽい。動き回る雄が寝ている雌にちょっかいを出して「カーッ」と威嚇されている。とりあえず隙間を増やして寝床を広くして対応してみた。
が、
ある日、雄の方が寝床に入らずこの状態で朝まで寝ていた。

雌に威嚇されて萎縮しているのかも。
次の日ライトがつくと二人して仲良く?温まっている。

雌の上に乗っかっちゃったりしてるけど、こういうときは威嚇したりして怒っている様子はない。寝ているのを邪魔された時だけ怒る。

態度に出さないだけで嫌がってるのかもしれないけど。
お迎えして1週間してから体重測定をした。このときになってはじめてハンドリングしたけど、手にもった感じもフィルビートゲオアガマと違う。なんか平べったい。

雄は119g。
雌は195gある。

お迎えしたときは雌の方がちょっと大きいくらいに思っていたけど、計ってみるとけっこう差があった。こりゃ雌のが強いわ。
寝床に籠もって1日か2日くらい出てこないことがあるが、雄の方は出てくるとケージにつかまってガシャガシャと忙しない。この点はフィルビートゲオアガマと共通だ。でも雌の方はガシャガシャやらない。

この日は雄が寝床から出てこなくて雌が一人で温まっている。

この頃には雌はライトの下で、雄はケージの一番左端と離れて寝るようになっていたが、
雄が寝ているところに雌が突っ込んで行って二人で寝てる。そして寝床から丸一日出てこない。心配して石を退けたらこうなってた。

逆だったらめちゃくちゃ怒る。
ある日雄が寝ている雌にちょっかいを出してとうとう雌がキレた。
これは看過できぬと隔離することにした。とりあえず余っていたグラステラリウム3030に避難。我が家にきて20日で別居となった。

オーバーヒートだけは気をつけようと何度も温度計って寝るまでずっと見張る。
雌の方はしつこく「カーッ」と威嚇して雄を探していた。

この事件のすぐにグラステラリウム9045をポチったら次の日の夕方に届いた。ワイルドモンスターさんの素早い対応に感謝。

コンパクトトップがまだ届いていないからちょっと暗いけど一人部屋を確保して一安心。どうでもいいけどうっすらと僕が写っている。

一人部屋になってからほぼ毎日寝床から出てくるようになった。やっぱり雌に威嚇されて怖かったから寝床から出てこれなかったのかもしれない。
雌の方も一人で安眠できるようになったから3日くらい寝床から出てこない日がけっこうある。出てきたら大量にうんこする。

二人ともふやかしたリクガメフードが好きで、小松菜やレタスもよく食べる。ドライ餌コーナーにレンズ豆を少し入れておいたらそれだけキレイに全部食われてた。
二人とも食欲があるし動き回るしうんこもするしでとりあえず順調そう。