昔どっかのカレー屋でマトンのカレーを食べたことがある。その時の肉はぶよぶよしていてクセがあって正直に言うと不味かった。食事を提供されたら不味くてもお腹いっぱいでも食べ物を残さない主義だが、この時ばかりは食べられなかった。羊肉はまずいと僕の中にインプットされ、それ以来食べていない。
しかしこのまま羊肉は不味いと勘違いしたままでは、あの時に食べられず残飯行きになった羊さんがあまりにかわいそうだ。きっと料理の仕方か品質を維持できていない肉だったのだろう。改めて羊肉を購入して自分で調理して食べてみることにした。
購入したお店は「世界のおいしいがお手頃価格!豊代(とよ)」
amazonで羊肉を検索していて見つけた。
所在地は岡山県のふくふく通り内。
会社概要
- 株式会社豊代
〒702-8052 岡山県岡山市南区市場1-1 ふくふく通り45
TEL:086-250-8339 FAX:086-250-8319
facebook:https://ja-jp.facebook.com/sekainooishii.toyo/
amazon:https://www.amazon.co.jp/s/ref=sr_qz_back?sf=fr&rh=i%3Aaps%2Ck%3A世界のおいしいがお手頃価格!豊代
楽天市場:https://www.rakuten.co.jp/sekainooishii-toyo/
ギフトモール:https://giftmall.co.jp/shop/oishiitoyo/
ラムとマトンの違い
ラムは生後12ヶ月以内の子羊のことでマトンは生後1年以上の大人の羊のこと。厳密に言うと永久門歯が2本以上の羊のことをマトンというが一般的に1年で生えてくるから生後1年を境にラムとマトンを区別しても問題ない。ラムの方がクセがなく食べやすいが、クセに慣れるとマトンの方がコクがあって美味しいと言う人もいるそうだ。
ちなみにフレンチラックとは脊髄で二つに分けた肋骨付きの背中の部分のこと。
下処理
オーストラリア産 フレンチラムラック 約700gで3980円。100g当たり568円。

調理する前日から冷蔵庫で解凍させ、焼く30分前には冷蔵庫から出して常温に戻す。
背中には脂身がびっしりついて肋骨は8本。

キッチンペーパーでドリップを吸い取る。
子羊の背中の裏側。

オーブンがあれば丸ごと焼きたかったけど、鉄のフライパンで焼くから肋骨で切り分けてラムチョップにした。厚さを均等に切るのが難しい。

羊を味わいたいから味付けはシンプルに塩と胡椒のみ。
焼き方
脂身の部分に強火で焼き色をつける。オリーブオイルを引いたけど必要なかったかもしれない。

片面を強火で美味しそうな焼き色がつくまで焼く。30秒くらい焼いたかな。

ひっくり返して裏面も同じように焼く。厚さを均等に切れなかったから厚い方に焼く時間を合わせた。

美味しそうな焼き目がついたけど触った感じからまだ生焼けの状態。火を入れすぎると硬くなるから焼き過ぎに注意。
アルミホイルで20分間包んで余熱で火を通す。

20分間休ませている間に第二弾を焼く。こっちは薄く均等に切れた。

第二弾は脂身部分を焼いて油を出してオリーブオイルを引かずに焼いた。
第一弾は強火でさっと焼いたけど、第二弾は弱火でじっくり火を通してみた。時間は5分くらいだったと思う。最近は焼き色で判断しているから時間は適当。

ひっくり返してさらに弱火で5分くらい。感触で判断したから時間はもちろん適当。

この時点でしっかりと火は通っていそうだけど、念の為アルミホイルに包んで10分間休憩させた。
購入したお店「世界のおいしいがお手頃価格!豊代(とよ)」の調理法とソースの作り方
調理法
- フライパンにオリーブオイルを少し入れる
- 強火で脂身の部分を焼く(15秒)
- 両面を30秒ほど焼く
- 火を止めて蓋をして4〜5分置いて余熱で火を入れる
ソースの作り方
- 赤ワイン大さじ2、醤油大さじ1、みりん大さじ1、砂糖大さじ2分の1をやく1分中火で煮詰める
- 火を止めてバターを10g入れて完成
完成
第二弾の弱火でじっくり火を通したラムチョップステーキ。第一弾の写真は撮り忘れた。

第二弾は柔らかくてクセもなく肉汁がジューシーでめちゃくちゃうまい。牛とも豚とも鳥とも違う旨味が凝縮されている。

まとめ
第一弾は20分間の休憩のあとまだブヨブヨしていたから焼き直した。焼き過ぎたせいか少しだけ硬くなってレバーのようなクセも少しあったけど、それでも十分おいしい。今回はレアだとやばいんじゃないかと思ってしっかりと火を通したけど、羊は牛と同じ草食系だからレアで食べても全然大丈夫。ということを食べた後に調べていて知った。700g全部焼いちゃって多いかと思ったけど、嫁と二人で食べきった。
次はマトンに挑戦してみよう。