この前作った丸ごと揚げた鶏が美味しかったから、またやってみようと思った。同じ鶏では芸がないから今度は七面鳥に挑戦だ。
しかし、鶏は1kgと小さめが売っていたから家にある鉄のフライパンで揚げられたけど、七面鳥は小さめのものでも2、3kgある。この前の鶏1kgでもギリギリだったから、おそらく鉄のフライパンには入らない。かといって半分に切って調理するのも面白くない。丸ごと料理したいのだ。
どうやって調理するか悩んだけど、まあ、なんとかなるでしょ。とりあえず買ってみよう。
amazonに出店していた家庭用プロ食材専門店 『男の台所』というお店で注文。注文した次の日にヤマト運輸のクール宅急便で発送してくれたからすぐに届いた。
購入したお店『男の台所』
会社概要
株式会社けやきインターナショナル
〒101-0047 東京都千代田区内神田2-15-9 内神田282ビル
TEL:03-3252-5787
FAX:03-3252-5719
Amazon:https://www.amazon.co.jp/stores/node/2335513051?_encoding=UTF8&field-lbr_brands_browse-bin=男の台所&ref_=bl_dp_s_web_2335513051
楽天市場:https://www.rakuten.ne.jp/gold/otokonodaidokoro/
で、届いたのがこれ。
ターキー(七面鳥)
ターキー 七面鳥 4~6ポンド(約1.8~2.7Kg) 生 冷凍 アメリカ産 4~6人分(4147円+配送料864円)

今見たら送料が少し高くなって1080円になっていた。

商品概要
原材料名:ターキー(七面鳥)肉
賞味期限:2019.2
内容量:裏面に記載
保存方法:-18℃以下で保存して下さい
原産国名:米国
輸入者:兼松株式会社
解凍時間の目安
冷蔵庫で解凍:1kgにつき10時間
氷水解凍:1kgにつき4時間
と、商品と一緒に届いた説明書に記載されていた。

冷蔵庫で解凍した場合3kgなら30時間で解凍できるはずが、実際は丸3日かかって3日後でも氷がへばり付いていた。
くり抜かれたお腹の中に過食内臓が入っているから取り出す。

amazonの商品説明には砂肝と細長いものの写真が掲載されていたが、入っていたのは大きい砂肝のみ。

お腹に引っ掛けて取り付けられていたこれを力任せに取り外す。取り外すのに苦労した。

焼き上がりを知らせてくれるポップアップタイマーも取り外した。
水洗いしてキッチンペーパーで水分を吸い取る。(この時に塩50gを刷り込ませればよかった。)

ブライン液につけて冷蔵庫で丸1日放置する。

実際に試したブライン液のレシピ(非推奨)
- 水:1500cc
- 液体塩麹:150cc
使用した塩麹
購入したお店のブライン液のレシピ(推奨)
- 水:1000cc
- 塩:50g
- 砂糖:20g
- ニンニク:2片(粒のまま)
- ローリエ:2枚
- コショウ:少々(粒のまま)
- お好きなハーブ(オレガノ、バジル、タイム、ローズマリー、パセリ、などお好みのもの)
とりあえず砂肝だけ先に食べた。

白い硬い部分を切り取る。スライスして焼いて、塩胡椒で味付け。大きくて歯ごたえがあり、濃厚な味。うまい。
ブライン液から取り出してキッチンペーパーで水分を拭き取る。

鍋に米油900gを温める。

中華鍋と迷ったけど、使い古されたこの鍋を使うことにした。
使用した油はこれ。
ニンニクとローズマリーを入れる。

七面鳥を入れアルミホイルで蓋をして30分揚げる。

注意
冷凍されたままの七面鳥を油に入れると水蒸気爆発するので危険。毎年アメリカでは感謝祭が近づくと消防署が注意喚起するらしい。
半身しか油に浸からないから、向きを変えてさらに15分揚げる。

お尻から菜箸を突っ込んで持ち上げてひっくり返しさらに15分揚げる。

まずそう。
合計1時間揚げて完成。

七面鳥の手の部分。

ナイフで切り込みを入れて手でグリグリ捻ると取れた。
太もも。

断面はこんな感じ。

食べてみると塩麹のおかげか食感は柔らかくしっとりしてなかなか良い。鶏とは違う七面鳥独特の風味があってこれもなかなか良い。が、味が薄い。これは七面鳥本来の味を知るための狙い通りだから良いんだけど、あまりにもあっさりし過ぎだから塩をかけながら食べた。まあまあイケる。
一人で全部食べる気だったけど3分の1くらいでお腹いっぱい。

晩御飯の時にもう一度揚げ直し、七面鳥の表面をパリパリにした。北京ダックみたいにして表面をスライスしてパリパリの部分だけ食べるのが最高。

もう片方の太ももを嫁が食べた。

嫁はあまりお気に召さなかったようだ。オーブンを買ったら再挑戦しよう。